連続対談企画の第5弾は一般社団法人大牟田未来共創センターと大牟田市役所から3名の方をプレゼンターにお招きしました。
行政の立場と、中間支援組織としてのそれぞれの視点から、両者の連携の成り立ちや経緯、継続の秘訣まで幅広く触れていただきました。ありがちな数値目標や見えやすい成果の達成を目的としたプロジェクトの遂行が、本当に地域で暮らす人たちの幸せにつながっていくのか?当初設定されていた社会問題を見つめ直し、その本質を問い続けることで、新しい価値を生み出していく取り組みが、認知症のある高齢者が地域で幸せに暮らすことを支える取り組みなどを例に紹介されました。
取り組みにおける議論の中では、個人の役職や立場、期待される役割に縛られずに、一人の人間として感じることに価値を置き、参加したそれぞれの人を役割ではなく人として認め合うことで、チームメンバーが社会的立場を越えてつながり続けることができる…地域課題にどう取り組んでいるかと同時に、連携を継続させる秘訣までお話いただき、私たち自身の取り組みのあり方を考えるヒントにもなりました。