REPORT

超えるIDEA Vol.2 レポートまちのスポーツ活動も学校の体育の授業も、障害の有無に関係なく混じり合う地域へ

超えるIDEA Vol.2 レポート 「まちのスポーツ活動も学校の体育の授業も、障害の有無に関係なく混じり合う地域へ」 | IDEA PROJECT(アイデアプロジェクト) 東京大学先端研

2020/11/23開催
超えるIDEA Vol.2
「パラスポーツと地域人材育成」

プレゼンター河合 純一

公益財団法人 日本障がい者スポーツ協会 / 日本パラリンピック委員会 委員長

モデレーター近藤 武夫

東京大学先端科学
技術研究センター 准教授

総括 まず私達の地域をインクルーシブにしていく、その先にオリパラの統合もある。

連続対談企画の第二弾として日本パラリンピック委員会の河合純一さんお招きし、パラスポーツが地域社会に根ざし発展してきた過程や変遷をご紹介いただきました。

行政主導で、障害者スポーツの基盤作りが牽引されていた時代に始まり、そこから育ったパラアスリートが民間企業とWin-Winの形で連携していく取り組みへ広がり、さらにホストタウンの取り組みなど、共生社会を目指す取り組みにパラスポーツの活動が位置づけられる時代へと、オリパラをきっかけとしたインクルーシブなスポーツの歴史的変遷について、話題は展開しました。

「共生社会のあり方は、個性をすりつぶして混じり合うミックスジュースじゃなくて、一人ひとりの個性を生かし合って混じり合うフルーツポンチであってほしい」・・・ 東京2020もその後も、地域をインクルーシブにしていく取り組みが共生社会を目指すために必要であること、私達の生活の範囲でできることもご紹介いただきました。

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© RCAST, The University of Tokyo